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hayjay

Author:hayjay
hay jewdaw's photo blog without photos.
饒舌写真blogを目指して書き倒す!

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29

新しいカメラが欲しく、ない

新しいハードウェアに食指が動かない。 1000万画素? ファイルサイズがデカくなるから、要らん。 レタッチにも時間がかかってしゃあない。 A4で印刷? かさばってかなわん。 そもそも、画質がヨイものになっているとは、とうてい思えん。 手振れ補正? 写真なんてある程度、ぶれてるから面白いわけで。 レンズ? そんなコマゴマしたところまで、普通、見るかっつーんだ。    追記2008年以後、1000万画素超の... <p><a target="_blank" href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080517005341.jpg"><img alt="10028956871[1]" border="0" src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080517005341s.jpg" /></a><br clear="all" /><br><br>新しいハードウェアに食指が動かない。 <br><br>1000万画素? <br><br>ファイルサイズがデカくなるから、要らん。 <br>レタッチにも時間がかかってしゃあない。 <br>A4で印刷? かさばってかなわん。 <br>そもそも、画質がヨイものになっているとは、とうてい思えん。 <br><br><br><br>手振れ補正? <br><br>写真なんてある程度、ぶれてるから面白いわけで。 <br><br><br>レンズ? <br><br>そんなコマゴマしたところまで、普通、見るかっつーんだ。 </p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>&nbsp;</p><p>追記</p><p>2008年以後、1000万画素超の2/3サイズでも、ずいぶん良い写真が取れるようになりました(__;)。</p> <style>#fc2_text_ad{margin: 14px 0;}#fc2_text_ad span {display: block;float: none;background: transparent;margin: 0 0 2px;}#fc2_text_ad a {padding: 2px;display: block;}</style><!-- general ad --> <link href="//static.fc2.com/css/blog/entry_adult.css" rel="stylesheet" type="text/css" /> <div id="fc2_text_ad"> <div class="fc2_text_ad_title">スポンサーサイト</div> <br /> <script type="text/javascript"> var microadCompass = microadCompass || {}; microadCompass.queue = microadCompass.queue || []; </script> <script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="//j.microad.net/js/compass.js" onload="new microadCompass.AdInitializer().initialize();" async></script> <div id="61fadae65ccc9cdf631a914bf9dc5763" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "61fadae65ccc9cdf631a914bf9dc5763" }); </script> </div><br /> <div id="e0e40efcb87c4da3987ac7e89d1e9ac5" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "e0e40efcb87c4da3987ac7e89d1e9ac5" }); </script> </div><br /> <div id="6e7118bae37054cf68dff9b48a8eee08" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "6e7118bae37054cf68dff9b48a8eee08" }); </script> </div> <!-- FC2管理用 --> <img src="https://media.fc2.com/counter_img.php?id=3493" width="1" height="1"> <!-- FC2管理用 --> </div>
  • Date : 2007-08-20 (Mon)
  • Category : 七年目
28

シャッタ音で写真が撮れるか

kakaku.comで、新型カメラcanon40Dのボードを眺めていた。そしたらそこに、canon40Dはシャッタ音がよくないと書いたひとがいて、その意見に対して非難轟々。シャッタ音で写真を撮るのかっ。てなもんだった。なにを隠そう、私はシャッタ音で写真を撮るタイプなのだ。デジ一眼は何台かあって、その日どれを持ち出すかは完全に気分で決めるのだが、その「気分」にどのカメラのシャッタ音が合うかが最重要ファクタである。めちゃ単純に... kakaku.comで、新型カメラcanon40Dのボードを眺めていた。<br><br>そしたらそこに、canon40Dはシャッタ音がよくないと書いたひとがいて、その意見に対して非難轟々。<br>シャッタ音で写真を撮るのかっ。てなもんだった。<br><br><br>なにを隠そう、私はシャッタ音で写真を撮るタイプなのだ。<br><br>デジ一眼は何台かあって、その日どれを持ち出すかは完全に気分で決めるのだが、その「気分」にどのカメラのシャッタ音が合うかが最重要ファクタである。<br><br>めちゃ単純に言うと、よっぽど元気なときでないと、シグマSD9は持ち出せない。シグマSD9の場合は、ミラーショックが頭蓋骨に響いてかなわんのである。ピックアップトラックのドアを閉める音と似ている。<br><br>体調がすぐれないときはcanon10Dに限る。優しく知性のあるシルキーなシャッタ音は、気分が内向するときにぴったりと合う。高級サルーンのドア音である。<br><br>シャッタ切るたび気分が白けるのはminoltaα7Dである。シャッタ音がするたび、自分はヘタだという気がしてならん。あのシャッタ音はあまりに情けない。軽トラのドアの音である。<br><br>ただ、画質とドア音まちがえたシャッタ音が関係ないのも言うまでないことであり、気分さえ合致すれば、どれもなかなか良い写りを見せてはくれる。<br><br><br>女の子ポートレートには、どちらかというと大きなシャッタ音がしたほうが、撮影リズムが作りやすいものだという意見があったが、私はそうは思わない。<br><br><br>女の子の優しい表情を撮りたいのなら、私の場合はcanon10Dに限る。<br>シグマSD9だと、鬼瓦のような表情にならざるを得ないが、しかしロックンロールなポートレートを撮るならSD9もまたいい。<br>ミノルタα7Dは中途半端な存在ではあるが、レンズの良さから、やはり女の子ポートレートには必須のカメラではある。ただし私はαを使う場合は、音楽をかけながらか、あるいは徹底的に話をしながら、つまりシャッタ音を消す音を出しながら撮影するようにしている。<br><br>私はシャッタ音で写真を撮るタイプなのである。<br><br><br>
  • Date : 2007-09-07 (Fri)
  • Category : 七年目
15

映画 『迷宮のレンブラント』 I

私は、このブログと同タイトルの前身ブログで 2007-05-17 02:08:20 に、こう書いた ****************** ゴールデンウィーク中に、趣味の写真サイトで西洋画がどうのという話になり、 話はネットお定まりのこととて脱線に次ぐ脱線を繰り返し、 おかげさまでいろいろと勉強ができたことであった。 実は小生はレンブラントに異様に惹かれるDNAを保有しているらしく、 話が脱線しながらも、実はレンブラントのことばかり調べていた... 私は、このブログと同タイトルの前身ブログで 2007-05-17 02:08:20 に、こう書いた <br><br>****************** <br><br><br><br>ゴールデンウィーク中に、趣味の写真サイトで西洋画がどうのという話になり、 話はネットお定まりのこととて脱線に次ぐ脱線を繰り返し、 おかげさまでいろいろと勉強ができたことであった。 <br><br><br>実は小生はレンブラントに異様に惹かれるDNAを保有しているらしく、 話が脱線しながらも、実はレンブラントのことばかり調べていた。 <br><br><br>そしたらさらにひとりで脱線し、表題のような映画があったという情報に出くわした 。なんでも、たいへんな悪評であり(笑)、ただ 主人公がレンブラントの贋作を描きあげる場面だけは、迫力があるのだと。 <br><br>見たいじゃねーか(笑)。 <br><br><br>と思って、ネットで中古ビデオ(しかない)を探し出し、入手して、見た。 そうしたらウワサどおり、とんでもねー駄作であった(爆)。ストーリーが粗雑過ぎる。 話題の「贋作を描きあげるシーン」も全然ダメダメで、 はっきり言って、ワシが作画しているときのほうが、もっと迫力がある。あの程度の集中力では、アートはできない。 <br><br>話はむしろ、後半の裁判シーンが興味を惹いた。イギリスの裁判風景というのは見たことがないわけだが、 はっきり言って、むちゃくちゃに時代錯誤である。 いまどきまだモーツァルトばりのカツラをかぶってやってるとは知らんかった。 日本なら、ちょんまげ裃でないと、お白州での裁きはあい成らぬtってなもんである。さすがイギリスである。 <br><br><br>・・・などとヒネくれた見方をしているうちに話は突き進んで、そのうち実はこの映画は、もっと奥深いところでアートの本質に迫っているのだということに気づかされた。いったいひとはなぜ表現したがるのか、アートに凝縮したい思いはどこから来るのかを、一貫した通奏低音として展開している。 <br><br><br><br><p align="center"><a target="_blank" href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080517010351.jpg"><img alt="Rembrandt Harmensz. van Rijn" border="0" src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080517010351s.jpg" /></a></p><br><br>表面上のストーリーに目を奪われたワシが あほ だった。 実はこれはなかなかの名作ではないのかと思えてきたのである。B級映画、万歳である。 もっと金をかけて制作させてやりたい映画である。と思う <br>
  • Date : 2007-10-17 (Wed)
  • Category : 七年目
40

家族を撮ろう、ペットを撮ろう。

わんこを散歩に送り出したあと、いたずら心がわいて、立ち回り先に先に行ってカメラ持って待ち構えてやったりする。何度も何度もやってるいたずらなのに、意外なことでもないだろーに、いつも大喜びして走ってきてくれる。泣けて来る(←あほ)。                            できるだけカッコよく撮ってやりたいと思う。ピントをずばりと決めてやりたいと思う。そうしてシャッタスピードを学ぶ。オー... わんこを散歩に送り出したあと、<br>いたずら心がわいて、立ち回り先に先に行ってカメラ持って待ち構えてやったりする。<br><br>何度も何度もやってるいたずらなのに、<br>意外なことでもないだろーに、<br>いつも大喜びして走ってきてくれる。<br><br>泣けて来る(←あほ)。<br><br>                            <a href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/988-0.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/988-0s.jpg" alt="kai2002-12-22" border="0" /></a><br clear="all" /><br><br><br><br>できるだけカッコよく撮ってやりたいと思う。<br>ピントをずばりと決めてやりたいと思う。<br>そうしてシャッタスピードを学ぶ。<br>オートフォーカスの追尾モードを学ぶ。<br><br><br>ペットに助けられて、すこしずつ写真も上達して行く。<br><br>2002-12-22 01:30:09
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
43

動物園へ行って撮る

動物園へ行ってみた。当たり前だけど、動物がたくさんいた。撮り放題。あどけなく眠っているアライグマや、客に向かって怒っている鳥、干草を食むポニー。どれも一所懸命、生きていて素敵だった。良い写真がいくらでも撮れた。でも、なんか満足しない。ふだん、野生の鳥を撮ろうとしてその鳥の動きにオートフォーカスが着いて行けず、撮り逃がしてばかりなんだけれど、そんなことがなくて全部撮れちゃう。それがつまんない。結局、... 動物園へ行ってみた。<br><br>当たり前だけど、動物がたくさんいた。<br>撮り放題。<br><br>あどけなく眠っているアライグマや、<br>客に向かって怒っている鳥、<br>干草を食むポニー。<br>どれも一所懸命、生きていて素敵だった。<br><br>良い写真がいくらでも撮れた。<br><br><br>でも、なんか満足しない。<br>ふだん、野生の鳥を撮ろうとしてその鳥の動きにオートフォーカスが着いて行けず、<br>撮り逃がしてばかりなんだけれど、そんなことがなくて全部撮れちゃう。<br><br>それがつまんない。<br><br>結局、なんつーのか、狩猟感がないんだよなと気づいた。<br><br>写真を撮るという行為は、どこかハンティングに通じるものがあって、<br>と言ってもハンティングはやったことないんだけれども、<br>狙った獲物がうまく撮れると、脊髄に快感が走る。『仕留めた!』という手ごたえを感じる。<br><br>ヘタくそな写真でも、それが困難な状況の中で撮られたものであるなら、<br>じゅうぶんに、自分にとっては大成果なのだ。<br><br>だけど、動物園ではそれがない。<br>この写真なんか結構うまく撮れてるとは思うんだけれども、いま見てもつまんない。<br><br><a href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/991-0.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/991-0s.jpg" alt="bird in zoo" border="0" /></a><br clear="all" /><br><br>写されるのがキライで逃げたかったかも知れないのに、<br>逃げられない檻の中に強制的に入れられて、<br>そこで撮られて、<br>かわいそーだなーという気がする。<br><br><br>レンズを向けたオレも、なにやら動物虐待をしたかのような気さえして、<br>なんだか気まずい写真となってしまった。<br><br>考えすぎだとは思うんだけれども。<br><br><br><br>2003-10-08 02:29:50
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
45

このblogの あとがき

まだ内容もほとんど書いておらんうちからあとがきを書くというのもおかしなはなしなんだけど、 思いついたから、書く。 このへんがブログの面白いところというか、 いいかげんなところだなあ。 さて、夏川りみさんが澄んだ瞳で      古いアルバムめくり      ありがとう…      とつぶやいた  と歌いあげる『涙そうそう』が大ブレイクしたのは去年のことだっただろうか。 この歌にあるように、アルバムを開... まだ内容もほとんど書いておらんうちからあとがきを書くというのもおかしなはなしなんだけど、 <br>思いついたから、書く。 <br>このへんがブログの面白いところというか、 <br>いいかげんなところだなあ。 <br><br><br><br>さて、夏川りみさんが澄んだ瞳で <br><br>     古いアルバムめくり <br>     ありがとう&hellip; <br>     とつぶやいた <br><br> と歌いあげる『涙そうそう』が大ブレイクしたのは去年のことだっただろうか。 <br><br>この歌にあるように、アルバムを開いて遠い昔に思いを馳せた経験は、 誰にでもある。 <br><br><br>ところが、この誰にでもあるというところがクセモノで、 実は子供時代の自分の姿を写真で見ることができるようになったのは、 つい最近のことでしかない。 <br><br><br>調べてみて分かったのだが、工業製品としてのカメラが登場したのは1900年ごろ。 たった百年まえのことに過ぎない。 土方歳三の雄姿が写真に残っているからと言って、 幕末だとか明治時代の人間の誰も彼もが写真に写るという経験をしたわけではないんだ。 <br><br>まして、江戸時代以前の人間は、いかにええとこのボンボンであろうとも、 その御幼少の砌をお写真に撮ってもらえる経験をすることなどできやせんかった。 <br><br>江戸歴代十五将軍で写真に残っているのは、「最後の将軍」徳川慶喜さんだけではないのだろうか <br>しかも、おっさんになってからの写真が残るのみ。  <br><br>さておき、カメラが一般庶民でもなんとか買えるほどの価格になったのは、およそ昭和の30年前後。 従って、現代のように、どんなクソガキでも子供時代のスナップ写真があるなどということは、 まさに人類史上未曾有のできごとなのである。 <br>この際、現代に生まれた幸せを実感するためにも、大いに写真を撮って遊びたいものである。 <br><br>昔は俺もハンサムだったというウソが通用しない不幸には目を瞑る。 <br><br><br>2005-01-16 03:33:04
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
53

タイトル、呻吟 I

いつもどおりの散歩写真。 とは言え、今日は仕事場へ行く途中で撮ったので、都会の風景を写すことと相成った。 散歩写真の場合、 眼の情報を脳が受け取り、 脳が写真を撮ろうとして右指先にシャッタを押すよう命令を出し、 そして実際にフレーミングを決定してシャッタを切るまでの所要時間は、 そーさなー、だいたい5秒平均といったところだろーか(ワタシの場合)。 ということは、なんでその場面を撮ろうと思ったかなど 、イチ... <p>いつもどおりの散歩写真。 <br>とは言え、今日は仕事場へ行く途中で撮ったので、都会の風景を写すことと相成った。 <br><br><br><br><br>散歩写真の場合、 眼の情報を脳が受け取り、 脳が写真を撮ろうとして右指先にシャッタを押すよう命令を出し、 そして実際にフレーミングを決定してシャッタを切るまでの所要時間は、 そーさなー、だいたい5秒平均といったところだろーか(ワタシの場合)。 <br><br>ということは、なんでその場面を撮ろうと思ったかなど 、イチイチ難しいことを考えているヒマはないわけで、 言ってみりゃぜんぶ直観で撮影をしていることになる(ワタシの場合)。 <br><br>んで、家に帰ってから画像をあれこれ見てみて、 まぁだいたいしょーもないので速攻で削除したりするのだけれども、 ま中には我ながら「おや?」と思うものがあったりもする。 それより頻繁に、撮った記憶のない写真があったりもする。 <br><br>さて、この写真もそんな、どうして撮ったのかよく思い出せない写真のひとつ。 ただ、自分としても非常に気になるっつーか、 かなりのインパクトをこの状況に感じながら、シャッタを押したような記憶はあるんだよなー。 でも、なににインパクトを感じたのか、思い出せない。そこで、仕方がないので考えてみることにした。 <br><br>(1)都会のどん真ん中に、田舎くさい自転車を乗りつけるというその神経に呆れた。 <br>(2)こんな冬の寒い日に、よくもまぁ自転車で来るもんだなぁというその体力に羨望を感じた。 <br>(3)こんな都会を自転車で走ったからとて、地球温暖化なぞ防げやせんそ、自己満足だぞとふて腐れた。 <br><br>どれもあたってるようにも思うし、違うようにも思う。 <br><br>う~ん、なぜワシはこの写真を撮ったのだろう&hellip;。 <br><br><br>2005-03-17 03:06:11</p>
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
59

一眼EVF?

     写真はオリンパスE-100RS。 150万画素機。 発売時の定価16万円。 もっとも私が買ったときはすでに型落ちとなっていて、安くなっていた。 いずれにしろ、このE-100RSは、私が始めて手にした一眼レフ風デジカメである。 一眼レフ「風」と言ったのは、 このカメラは実は被写体を、電子式モニタで見るという構造になっているから。 本来の一眼レフであるなら、ファインダで見えるのはレンズを通した風景そ...      <a target="_blank" href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/1026-0.jpg"><img alt="E-100RS" border="0" src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/1026-0s.jpg" /></a><br clear="all" /><br><br>写真はオリンパスE-100RS。 150万画素機。 発売時の定価16万円。 もっとも私が買ったときはすでに型落ちとなっていて、安くなっていた。 <br><br>いずれにしろ、このE-100RSは、私が始めて手にした一眼レフ風デジカメである。 <br><br>一眼レフ「風」と言ったのは、 このカメラは実は被写体を、電子式モニタで見るという構造になっているから。 <br><br>本来の一眼レフであるなら、ファインダで見えるのはレンズを通した風景そのものである。しかしE-100RSの場合、ファインダをのぞいたときに見えるのは、実は液晶モニタである。 <br><br>携帯電話のカメラ機能を使って写真を撮るときには液晶画面を見て行うが、 その液晶画面があの小さなファインダの覗き窓の中にあると思ってもらってよい。 これをEVF方式のファインダというのだそうだが、EVFが何の略称なのかは知らない。 <br><br>さてそのEVFであるが、一言で言って、見づらい。 一度ちゃんとした一眼レフ方式のカメラを使ったことがあるなら、 とうてい我慢のできるレベルではないといえる。 ピントが合っているかどうかはほとんど確認できないのである。 <br><br>だから私も一眼レフを手に入れてからは、なんとなく使いがたく、 防湿庫にしまいっぱなしにしてしまっていた。 <br><br>それを今日、ちょいと持ち出して撮影に及んだのだが、 どうして、このEVFがなかなかの優れものであることを発見したのだ。 <br><br>一眼レフの良さは、映る画面をそのままファインダを通して常にきちんと見ることができる点にあるといわれる。 もっともである。 <br><br>実はこれは大嘘である。 <br><br>確かに、昔の、マニュアル制御全盛の時代には、半分だけはこれは正しかった。 絞りをあらかじめセットするため、 <br>予定の絞りに絞られた映像を、ファインダを通して見ることができた。 <br><br>ところが時代は、露出の自動制御(AE)を可能としたため、 いまでは、実際に絞りがかかるのは、シャッタを切る瞬間だけとなっている。 撮影内容を決めようとファインダを覗いている時点では、 撮影者は絞り開放の、明るい場面を見ていることになる。 <br><br>残りの半分には大きな問題がある。シャッタ速度の問題である。 シャッタ速度が画像にどういう影響を及ぼすかについては、一眼レフではマニュアル制御・自動制御のいずれを問わず、わからない。 これは一眼レフ方式の大きな欠点ではないだろうか。 <br><br>液晶モニタを利用するEVF方式の場合は、 もともとCCD画面上の映像をモニタに送っているだけなので、 シャッタ速度の変更によって(と言うか、もともと物理的な意味でのシャッタはない) <br>これが可能である。 CCD上のデータを使えば、実際にどの程度の明るさに写るかがを演算できるからである。 <br><br>絞りのプリセットをあわせて使えば、 「写してみないとどう写るかわからない」といったことは完全になくなる <br><br>あとは今後、EVFがどれだけ精密な画像を撮影者に提供できるかが過大なのだろうが、 いずれEVFが全盛となる時代は間違いなく来ると思う。 <br><br>2005-10-07 03:09:23
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
60

写真は引き算 か?

「写真は引き算だ」という言い方が、まぁ、ちょくちょくとなされることである。 ワシが思うには、この言い方は、ウソであるとまでは言わんが 中途半端すぎる。 生やさしすぎる。 「引き算だ」というのは、どれぐらいの引き算なのだ? 100-1ぐらいか?  100-5ぐらいか? 甘い。 ワシが思うには 100-99ぐらいなのである。このあたりまでいくと、最早「引き算」とは言えまい。 「写真は引き算だ」では、表現が生易しすぎる。... <p>「写真は引き算だ」という言い方が、まぁ、ちょくちょくとなされることである。 <br><br>ワシが思うには、この言い方は、ウソであるとまでは言わんが <br>中途半端すぎる。 <br>生やさしすぎる。 <br><br>「引き算だ」というのは、どれぐらいの引き算なのだ? <br>100-1ぐらいか?  <br>100-5ぐらいか? <br>甘い。 <br>ワシが思うには <br>100-99ぐらいなのである。このあたりまでいくと、最早「引き算」とは言えまい。 <br><br>「写真は引き算だ」では、表現が生易しすぎる。 </p><p>だいたいそもそも「写真は」という言い出しかた自体が思い上がりというか、 なにも分かっとらんやつのたわごとの前フリだというか。 <br><br>写真だけじゃなくて、アートなんてものは全て「100から99以上、引け」なのである。でないと、アートとしての存在価値がない (アートでない、レンズの描写テストだというなら、それでいい)。 <br><br>このあたりもうちょっと説明したいが、あんまり説明するとアートでないのでギャグに走ることにする。 <br><br>で、できれば99.9999999999999ぐらいのマイナスをしてしまいたいわけだ。 さらに言えば、なぁ~んにも写ってないところで感動を与えるのが理想的なわけだ。 もっと言えば、「撮った」と言っただけで「すっげー」と言ってもらうとか。 そうすると現代音楽かなんかにあった、3分32秒たらなんたらいう くっだらねークソ音楽と同じになって品がないので、やっぱやむを得ず、 ちょこっとぐらいは何か写しておく。 <br><br><br>つまり、わしの写真はその程度のもんである(__;)。 そう言えばこのブログ、写真がほとんどないなぁ。。。意味がチガウとは思うけどなぁ。。 <br><br><br>2007-05-26 04:23:53 <br></p>
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
61

Simon & Garfunkel、 あの AMERICA が聞こえる

前に、映画『迷宮のレンブラント』を見たと書いた。 中古ビデオだと書いた。中古ビデオしか入手できないのであった。 で、入手したのはいわゆるひとつの、レンタル落ちというやつらしくて、冒頭部分に大量に、他の映画の宣伝が入っていた。 実にうっとおしい。 と思って、当然そこは早送りして本編をとっとと鑑賞したのであるが、 もう一度見てみたときは心理的にも余裕があって、 その、他の映画の宣伝というのも見てみたのであっ... 前に、映画『迷宮のレンブラント』を見たと書いた。 中古ビデオだと書いた。中古ビデオしか入手できないのであった。 <br><br>で、入手したのはいわゆるひとつの、レンタル落ちというやつらしくて、冒頭部分に大量に、他の映画の宣伝が入っていた。 実にうっとおしい。 <br><br>と思って、当然そこは早送りして本編をとっとと鑑賞したのであるが、 もう一度見てみたときは心理的にも余裕があって、 その、他の映画の宣伝というのも見てみたのであった。 <br><br>実はワシは映画ってあまり好きでなくて、 世の中でどういう映画が流行っているのかなど、ほとんど知らんのである。 だからまぁ、あぁそういう映画もあったのねということで、見てみることにしたのであった。 <br><br>何本か紹介されていたのだが、どれも知らんかった。面白そうだとも思わなかったのだが、ひとつだけ、 <br><br>           『三人のティーンが映像撮影に命がけ云々』 <br><br>というのがあって、これにはそそられた(笑)。 <br><br>いちおうワシもここ数年は写真を趣味にしておるわけで、 ひょっとするとこれは生涯の趣味ともなろうという気もするのであるからして、 まぁそのアンテナに引っ掛かってきたわけだ。引っ掛かってきた以上は、見たいじゃないか(笑)。 <br>で、やはりネットで検索して注文、今日届いた。 <br><br><p align="center"><a target="_blank" href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/1055-0.jpg"><img alt="go wild" border="0" src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/1055-0s.jpg" /></a></p><p><br clear="all" /><br><br>めちゃくちゃ面白かった。 </p><p>三人の兄弟が、映画撮影の夢を追うというとカッコいいが、つまりはどたばた劇である。 本筋のはずの、撮影シーン自体、めちゃくちゃである。いい加減すぎる。 <br><br>のではあるが、ところがそのどたばたの中にきちんとしたストーリー上の芯があって、 これがまぁ滅茶苦茶に、鑑賞するこちら側のいい加減さというか、 ちっくしょうアメリカ野郎ども、一見バカにみせかけてるけど大したもんだなぁこいつらはと思わせられるというか、 まぁなんともとにかく『アメリカ』なのだった。 <br><br>夢を追うことの大切さを教えてくれる。 なんだかアメリカB級映画にハマりそうになってきた。どれも面白い。 <br><br>2007-05-20 04:25:54</p>
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
62

写真は真実を写す・・・わけない。

真実をありのままに捉えるのが写真である。というヤツがいる。 わ~っははははは。アタマ腐ってんのとチガウかあ。 んじゃ何か、刑事裁判の法廷を写真に撮ると、それで有罪か無罪かが写るつーのか。 「真実」をナメるなよ。 「真実」というものは、そこに存在するのではない。真実とうものは、表現されるものなのだ。真実であるという誤解を受けて成立するものなのだ。 というヒネくれた見方はさておいても、 写真などというものは... <p>真実をありのままに捉えるのが写真である。というヤツがいる。 わ~っははははは。アタマ腐ってんのとチガウかあ。 んじゃ何か、刑事裁判の法廷を写真に撮ると、それで有罪か無罪かが写るつーのか。 </p><p>「真実」をナメるなよ。 </p><p>「真実」というものは、そこに存在するのではない。真実とうものは、表現されるものなのだ。真実であるという誤解を受けて成立するものなのだ。 <br><br>というヒネくれた見方はさておいても、 写真などというものは、全て捏造であり、写真鑑賞というものは、あまねく誤解の過程である。 その過程の道端に、ほんのちょっぴり音もなく咲いている花が、それが真実なのだ。 おお。カッコいいなぁ。 <br><br>だいたいそもそも、立体感にあふれたこの世界を、ほんの小さな紙切れに写し撮ってところで、 それが真実の姿であろうはずがない。 それが真実の断片=切り取りであるとはしても、だ。 <br><br>マクロ写真の本質は、ここにある。花びらを拡大して撮ればヨイというのではない。 それでは顕微鏡には勝てん。 <br><br>あるいは、めちゃくちゃな美人がいたとする。 そのお方さまをポートレートに写し撮ったとして、それがその美人そのものか? <br><br>てなわけで、写真の限界みたいなものもきちんとわきまえておきたいと思うわけ。対象の真実性は疑いがないとしても、 写真はすべてその断片の記録にすぎず、そうである以上、写真は写真に化体した時点で捏造である。 <br><br>写真とは常に捏造である。 同時に、その写真に真実を見出したとしても、それは即ち誤解・曲解のタグイである。 鑑賞とは、誤解をする芸当である。 <br><br>ただしかし私は、そこにこそ真実が存在するのだと思う。 捏造と誤解と曲解の間にこそだ。 <br><br>真実というものは、ちらほらとそこらじゅうにあるものであり、 あるいは捏造と曲解と誤解の果てに新たに生み出されたりするものなのだ。 </p><p>かつ消え、かつ結ぶ性質がある。 <br>素粒子みたいなもんである。 <br><br>そしてそうして生み出されたものは、またオリジナル以上の真実性を持つからコワイ。 ここがアートだ。 にんげんのわざだ。 写真のみならずアートとは、そのように新たな真実という価値創造の行為なのである。 なんだか大学入試センター試験の評論文みたいになってもた。</p>
  • Date : 2008-05-18 (Sun)
  • Category : 七年目
74

日本、世界一のブログ大国に

旧聞に属するが、2007年4月7日(土)の過去ログ分から。=========================================昨日、クルマの中でラジオを聴いていたら、日本が世界一のブログ大国になった云々というニュースが流れてきた。なんじゃそりゃ?と興味を惹かれて聞いたのだが、つまり以下のようなことであった。アメリカの某ヒマな研究所が調査したところによると、インタネット上に開設されたブログの数はおよそ7200万。へぇ、けっこう少ない... 旧聞に属するが、2007年4月7日(土)の過去ログ分から。<br><br>=========================================<br><br>昨日、クルマの中でラジオを聴いていたら、<br>日本が世界一のブログ大国になった云々というニュースが流れてきた。<br>なんじゃそりゃ?と興味を惹かれて聞いたのだが、つまり以下のようなことであった。<br><br>アメリカの某ヒマな研究所が調査したところによると、インタネット上に開設されたブログの数はおよそ7200万。へぇ、けっこう少ないもんだなという気がするが、恐ろしいことにその37%方が日本語によるものなのだと。<br><br>であるならば、これは多い。<br>ざっと計算して、およそ3000万弱のブログが日本語で運営されていることになり、そうすると、日本人の4人に一人はインタネット上にブログを開設している勘定になる。これは多い。<br><br>もっとも私などは一人で五つも六つも持っているのであるから、<br>ま、そういう言わばオタクな人間が多いのかも知れず、<br>そういう意味ではそれほどどってことない数字なのかも知れない。<br><br>と思ったら大間違いで、この37%という数字は、ここ2年間ぐらいで急速に伸びたものだということなのだ。<br>だとすると、パソコンおたくは関係ない。<br>パソコンおたくはもっと前からそれぐらいのことはやっている。<br>ここ2年間程度で新たなパソコンおたく層が増えたというのは考えにくい。<br><br>とすると、やっぱり一般的に健全な人によるブログ開設が急速に増えているのである。<br><br>などなど考えているうちにニュース解説は進み、こっちは手前であだこだ考えていたのでNHKの分析はな~んも聞いておらん。<br><br>さて資料としておもしろいのは、この日本語によるブログ37%に次ぐのは英語36%。あと聞いていなかったが、スペイン語、イタリア語あたりだと1~3%程度ということであった。<br><br>さてこのデータをどう見るかだが、少なくとも私流に解釈すると、<br>日本人の表現意欲がblogという手段を得たことによって<br>バクハツ的に開花したっつーことでわと。<br>なぜblogでバクハツしたのかは、いまもう眠いから考えん。<br><br><br><a href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080519042929.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080519042929s.jpg" alt="telephone box" border="0" /></a><br clear="all" /><br>
  • Date : 2008-05-19 (Mon)
  • Category : 七年目
76

写真撮影は犯罪か II

そう言えば、何年か前にこんなことがあった。ワシがワンコ連れてカメラ持っての散歩の足を、ちょっと遠くまで延ばしたときのことだ。何ヶ月か前には野っぱらだったところに、新しいマンションが建っていた。まだまっさらの壁面が西陽に輝いてまぶしく、そんななかで一軒だけ、小さなコイノボリのセットをベランダからにゅっと、空に向かって突き出していた。そりゃあ撮ってみたくなるがな(笑)。で、かしゃかしゃと2~3枚撮った... そう言えば、何年か前にこんなことがあった。<br><br>ワシがワンコ連れてカメラ持っての散歩の足を、ちょっと遠くまで延ばしたときのことだ。<br>何ヶ月か前には野っぱらだったところに、<br>新しいマンションが建っていた。<br><br>まだまっさらの壁面が西陽に輝いてまぶしく、そんななかで<br>一軒だけ、小さなコイノボリのセットをベランダからにゅっと、空に向かって突き出していた。<br>そりゃあ撮ってみたくなるがな(笑)。<br><br>で、かしゃかしゃと2~3枚撮ったときのこと。<br>マンション駐車場からひとりのおっさんが出てきて、<br>妙におれに近づいて来るなと思った瞬間、<br>「ナニを撮っている」と、わりと大きな声で抜かしやがった。<br><br>おれは瞬間湯沸かし器である。<br>五倍程度の音量で答えさせていただいた。<br>そうしたところ、スゴスゴと引き下がって行かれましたが、<br>おれとしては、もう少し絡んで来て欲しかった。<br><br>それにしても<br>せっかくこの新築マンションの風情を美しく描いてやろうと思ったものを<br>どうにもムカついて、写真を撮ろうという意欲は台無し。<br><br>さてここで問題です。<br><br>この場合、マンション撮影をするのに、所有者あるいは居住者全員の<br>同意を取るべきだと思いますか(笑)。<br><br><br>
  • Date : 2008-05-20 (Tue)
  • Category : 七年目
83

森進一 『おふくろさん』 改竄問題

『おふくろさん』は、まぁ日本の財産と言える歌のひとつであろうことに異論はあるかも知れんが、まぁないことにしておく。とりあえず、名作である。で、この歌を名作とした最大の貢献者は、だれが見ても森進一ではないのか、という気がするのだが、どうだ。あえて言うなら次にコロッケである。川内康範氏は、氏には悪いが、生みの親ではあるかも知れんがそれもイマサラであって、育ての親である森進一に全面的に著作権をやっちまっ... 『おふくろさん』は、まぁ日本の財産と言える歌のひとつであろうことに異論はあるかも知れんが、まぁないことにしておく。とりあえず、名作である。<br><br>で、この歌を名作とした最大の貢献者は、<br>だれが見ても森進一ではないのか、という気がするのだが、どうだ。<br>あえて言うなら次にコロッケである。<br>川内康範氏は、氏には悪いが、生みの親ではあるかも知れんが<br>それもイマサラであって、育ての親である森進一に<br>全面的に著作権をやっちまってもえーのじゃないかとオレは思う。<br>森進一でなければ、あの歌は売れなかった。とオレは思う。<br><br>のだが。<br><br>実は森進一の改竄作を、昨年だったか一昨年だったかのNHK紅白で、おれはリアルタイムで見たのであるが、<br>もうはっきり言うが、あの改竄は<br><br>あ ま り に ク サ イ 。<br><br>「おふくろさん」の歌全体の価値を、あの前フリはパーにしているどころか、毀損している。<br>『あなたの あなたの 真実<br> 忘れは しない 』<br>との整合性が、あれではゼロになる。<br>だいたいダサ過ぎる。<br><br>おれの勝手な推測なのだが、<br>おそらくは川内康範氏自身も、「おふくろさん」については、もう森進一に遣ったぐらいの気持ちは持っておられたことであろう。<br>しかしながら受贈者たる森進一においても、きちんと贈与者への尊敬の念は持つべきところ、<br>あの前フリはなぁw。お前、ここまで理解しないままに歌っておったのかおんどりゃあっ。<br>と、おれでも怒り心頭に発することであろう。<br><br>てなわけで、わしゃ軍配を川内康範氏に上げざるを得ない。<br>ひとつの完成したアート作品の価値を毀滅した森進一は、アーチストとしての責めを負うべきである。<br>以上。<br><br><br>ところでこの「おふくろさん」と先の「腐敗したどったら私だけキレイよ」の歌とを比べてみると<br>比べようもなく(どっちやねん)「おふくろさん」のほうが上であることだなぁ。<br>つまり、「おふくろさん」は誰が歌ってもいいが<br>「腐敗した地上にどったら」のほうは、歌ってヨイのは、素人のど自慢のチャンピオンのあの子だけである。
  • Date : 2008-05-22 (Thu)
  • Category : 七年目
93

名古屋御園座で観劇というものをしてみむとてすなり

ちょうど一週間前の土曜日、わしは生まれて初めて「お芝居」というものを見てきた。名古屋・御園座で、である。                なんつーか、こう、あくまでも消費者的な立場でモノ申すのだけれども、いくらなんでももうちょっと真剣味というものがあってヨイのではないかと、そう思ったのであ~る。表現者にしても、舞台裏にしても、設備管理者にしても、だ。自分としてしくじったなと思ったのは、実はその前の日... ちょうど一週間前の土曜日、わしは生まれて初めて「お芝居」というものを見てきた。名古屋・御園座で、である。<br>                <a href="https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/PICT8078.jpg" target="_blank"><img src="https://blog-imgs-30-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/PICT8078s.jpg" alt="misonoza" border="0" /></a><br><br>なんつーか、こう、あくまでも消費者的な立場でモノ申すのだけれども、いくらなんでももうちょっと真剣味というものがあってヨイのではないかと、そう思ったのであ~る。表現者にしても、舞台裏にしても、設備管理者にしても、だ。<br><br>自分としてしくじったなと思ったのは、実はその前の日に Audrey Hepburn 主演の映画 『My Fair Lady』を見てしまったことだ。<br><br>もう古い映画である。しかし『My Fair Lady』はどこまでも、画面の隅々にまで「作品をつくる」という気迫があふれていた。2時間作品のどの一瞬にも、隙がないのだ。<br><br>それに引き換え、この芝居は・・・。緊張感が足りん。学芸会レベルではないのかと、腹が立つよりつまらなくなってきて、第二幕はほとんど寝てしもうた。無論ときおり客席は「わっ」と盛り上がってはいたから、99.99%のお客様におかれましては満足してご帰宅の途に着かれたことでございましょう。<br><br>しかしワシはもうこれで多分二度と芝居見物には行くことはあるまい。1万4千円払って眠るだけでは、あまりにロスが大きい。<br><br>眠らせないほどの『生のキアイ』というものが感じたかったのでござるが。<br><br><br><br>
  • Date : 2008-08-24 (Sun)
  • Category : 七年目
104

女子カメラ?

二年ほど、カメラから遠ざかってしまっていた。もうこのまま写真は撮らないかもなーと思っていたんだけど、ヤッパリ自分で表現しないとなぁなどということで、ちょこっとカム・バック。ところがこのたった二年の間に、みなさまお使いのカメラが様変わりしてしまっていて、サッパリ分からないのであれこれインタネット上で調べているうちにみつけたのが表題のジャンルというかなんというか。もうこんな雑誌まで出ている。ということ... <div id="backimage" class="clearfix"><div id="conteiner" class="clearfix"><div id="content" class="clearfix"><div id="leftcontent"><div class="articletable"><div class="article"><div class="entrybody"><p>二年ほど、カメラから遠ざかってしまっていた。もうこのまま写真は撮らないかもなーと思っていたんだけど、ヤッパリ自分で表現しないとなぁなどということで、ちょこっとカム・バック。ところがこのたった二年の間に、みなさまお使いのカメラが様変わりしてしまっていて、サッパリ分からないのであれこれインタネット上で調べているうちにみつけたのが表題のジャンルというかなんというか。</p><p>もうこんな雑誌まで出ている。ということは、『女子カメラ』はもうジャンルとして成立しているということなのか。たった二年でそこまで時代は進んだのかーw。</p><p style="text-align: center"><br><table style="width: 75%; border: 0px;" border="0"><tbody><tr><td style="border: none;" valign="top" align="center"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008G2VO36/manabinomotoc-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51e1R8IQWeL._SL75_.jpg" alt="女子カメラ 2012年 09月号 [雑誌]" border="0" /></a></td><td style="padding: 0px 0.4em; border: 0px;" valign="top"><a href="http://blog.fc2.com/goods/B008G2VO36/manabinomotoc-22" target="_blank">女子カメラ 2012年 09月号 [雑誌]</a><br>(2012/07/20)<br>不明<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B008G2VO36/manabinomotoc-22/ref=nosim/" target="_blank">商品詳細を見る</a></td></tr></tbody></table>&#160;</p><p>この雑誌、創刊して2年ぐらいになるそうだ。ということは、ワシがカメラなんか知ら~んと思っていた時期にバッチリ時代が動いたということなのね。</p><p>予兆ってのは、確かにあった。 <br><br>写真界の直木賞とも芥川賞とも言われる木村伊兵衛写真賞を二十代の女性三人で独占したのはその2000年だ。 <br><br>第26回(2000年度) <br>長島有里枝「PASTIME PARADISE」(写真集) <br>蜷川実花「Pink Rose Suite」「Sugar and Spice」(写真集) <br>HIROMIX「HIROMIX WORKS」(写真集) <br>&#160;</p><p>思えば昔むかぁし、カメラは父権の象徴であった(昭和前半)。カメラは貴重品だったし、操作は難しかった。</p><p>1970年代にAE/AFが登場して、カメラは知性のない男でも、体力さえあれば使えるようになった。まだ重かったのだ。</p><p>それが、前世紀末ごろのデジカメの登場とその後の爆発的発展と普及で、写真は男の独占物ではなくなった。軽量化し、操作は簡易化した。 <br>&#160;</p><p>これはかなりマズイ(笑)。<br><br>体力に勝りなおメカ好きだというだけでエラソな顔をしていられた男の時代は、もう去った。なにしろビジュアル的感性という点では、男は女に絶対勝てないような気がする。一瞬で物事の本質を見ぬくのは、女性特有の超能力である。とおれは思う。</p><p>さらに「女子」カメラときた。瞬時に「かっわいぃいいい~っ!!!」とか「ぎゃあ~ぁあああっ!!!」と叫び得るのは、十代・二十代の宇宙人的能力であり、これ以上に写真撮影にぴったり来るものは、ないw。モノの本質にどこまでダイレクトに迫れるかの感性だけが勝負の時代がついに来(てしまっ)た。</p><p>う~む。。。実は私自身も、デジカメが普及し始めてからの「後発組」である。ちょこっとだけエラソな顔ができていたのは、これまでデジカメが比較的高価であり、財力に勝るOYAJIだったからというだけである。もうダメだおれの出番はない。。。</p><p>例えばこのカメラ、「写ルンです」とさして変わらぬ値段だ。現像代を考えればコッチのほうが安いのではないか。&#160;</p><div style="text-align: center"><a href="http://atq.ck.valuecommerce.com/servlet/atq/referral?sid=2219441&pid=877935733&vcptn=shpg%2Fp%2FZPzDby2.XtpJRTlm6_Tf&vc_url=http%3A%2F%2Fstore.shopping.yahoo.co.jp%2Fgrandgochi%2Fbiscuit-camera.html" target="_blank"> </a><a target="_blank" href="http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/h/a/y/hayjay/IMGP4057-pola.jpg"><img border="0" alt="decay" width="123" height="150" src="http://blog-imgs-38-origin.fc2.com/h/a/y/hayjay/IMGP4057-polas.jpg" /></a><a href="http://atq.ck.valuecommerce.com/servlet/atq/referral?sid=2219441&pid=877935733&vcptn=shpg%2Fp%2FZPzDby2.XtpJRTlm6_Tf&vc_url=http%3A%2F%2Fstore.shopping.yahoo.co.jp%2Fgrandgochi%2Fbiscuit-camera.html" target="_blank"><img border="0" alt="" src="http://atq.ad.valuecommerce.com/servlet/atq/gifbanner?sid=2219441&pid=877935733&vcptn=shpg%2Fp%2FZPzDby2.XtpJRTlm6_Tf" width="1" height="1" /></a></div><div style="text-align: center">&#160;<a target="_blank" href="http://atq.ck.valuecommerce.com/servlet/atq/referral?sid=2219441&pid=877935733&vcptn=shpg%2Fp%2FZPzDby2.XtpJRTlm6_Tf&vc_url=http%3A%2F%2Fstore.shopping.yahoo.co.jp%2Fgrandgochi%2Fbiscuit-camera.html"><br><img border="0" alt="" width="1" height="1" src="http://atq.ad.valuecommerce.com/servlet/atq/gifbanner?sid=2219441&pid=877935733&vcptn=shpg%2Fp%2FZPzDby2.XtpJRTlm6_Tf" /></a></div><div style="text-align: center">&#160;</div><div style="text-align: left">画質はどうかと言えば、それはソレナリなんだが、彼女たちはそれを打ち破る感性を持っていて、カメラのスペックをものともしない。カメラは機能がどうのではなく、感性を邪魔しないデザインをしているかどうかが選択のポイントである。</div><div style="text-align: left">萌えなカメラかどうかが問題なのである。</div><div style="text-align: left"><br>なんと驚くなかれ2000円だが、これでも画素数なんかは時代にマイルストーンを置いたカシオQV-10と同等であるw。 <br>こういうので女子中高生が被写体にダイレクトに迫った写真に、おれらは勝てない。感性が異次元なのである。アタマが硬いとどーにもならない。彼女らの圧勝。&#160; <br><br>写真というものが、レントゲン写真とか口腔写真以外のなんらかのものを目指して行う表現行為であるなら、&#160;それはすっごく、そのとおりなんだと思う。それこそ正しい態度のような気がする。う~む。。<br></div><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898146996/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="女子カメラ―かわいい*素敵*キレイの瞬間をデジタル一眼レフでキャッチ! (LOCUS MOOK)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/313XV2E0CBL._SL75_.jpg" /></a> <a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839934592/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="写真の撮り方 きほんBOOK ~かわいい、おしゃれをカメラで撮る。~" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/518aGyK98hL._SL75_.jpg" /></a></div><div style="text-align: left"></div></div></div></div></div></div></div></div>
  • Date : 2010-04-20 (Tue)
  • Category : 七年目
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