noises of photos デジタル時代の写真=写心論考
Olympus E-100RS。何年ぶりだろう(笑)。単三電池を四本入れて、夜の待ちへ繰り出したのは、ケータイでEVF(Electric Vew Finder)の威力をまざまざと見せつけられたから。
じゃあ一眼EVFだとどうなんだと考えた。なおE-100RSは150万画素。画素数自体はケータイとほぼ同じ。
写りの良さではさすがにE-100RS。そりゃそーだろうなぁ、通しF値2.8のすぐれものレンズだから。これぐらいの差はついてもらわないと困るw。
だけど、「写しやすさ」で言うと、ケータイのほうがラクなような気がする。これはE-100RSのEVFがやはりまだ黎明期のもので、あまり精度がよくないせいなんだろうと思う。
EVF一眼の、最新型ってどんなものがあるのだろう。
なんだかすっごく興味が湧いた。
買ってみました。
めちゃくちゃ面白い。
単純に、大人と子どもは同じ被写体をどう写し取るかを比べていっただけなんだけど、これがまたディープ。
大人になる=年輪を加えることのショーモナサと、それから大切さ。
こどもであることのしょーもなさと、それから、たいせつさ。
そんなものが びんびん 伝わってきます。自然体なのに。
大人も子供も、どちらも大切な時間を過ごしているんだなあ、と。
出版コンセプトの勝利みたいな本。
なおこの本、表紙が面白いんでございます。シリーズの中では妙に地味だなと思ったら、こんな仕掛けがしてありました(^^)
これが現用品。悪くありません(笑)。
ただ、レンズをとっかえたりするのがメンドイので、ふだんは二台態勢で参戦中。なので相性のいいバッグがもうひとつあるといいなあ。