fc2ブログ
Profile

hayjay

Author:hayjay
hay jewdaw's photo blog without photos.
饒舌写真blogを目指して書き倒す!

Works
75

写真撮影は犯罪か I

先だって、愛知県・岡崎で、高校1年生の女の子が帰宅途中に殺害されるという、なんとも痛ましい事件がありました。合掌。 で、近隣都市だから、捜査の推移に関する報道を、いちおうきちんとフォローしているわけ。どうにも他人事とは思えない。 そうするとテレビで、こんなくだりが何度も報じられてて、それは 『近辺では女子中学生が、車に乗った男に写真を撮られるなどという事件が相次ぎ・・・云々・・・』 ・・・。どえらい違... 先だって、愛知県・岡崎で、高校1年生の女の子が帰宅途中に殺害されるという、なんとも痛ましい事件がありました。合掌。 <br><br>で、近隣都市だから、捜査の推移に関する報道を、いちおうきちんとフォローしているわけ。どうにも他人事とは思えない。 <br>そうするとテレビで、こんなくだりが何度も報じられてて、それは <br><br>『近辺では女子中学生が、車に乗った男に写真を撮られるなどという事件が相次ぎ・・・云々・・・』 <br><br>・・・。どえらい違和感を感じないではいられない。 <br>写真を、不同意とはいえ撮影されることは『事件』なのかと。 <br><br>おれも、信号待ちの車中などからカメラを外に向けて写真撮ったりすることは、あるわけ。中央分離帯の花とかゴミとか、歩道橋を真下から見上げるなんて、そういうシチュエーションでもなきゃ、撮れないわな。 <br><br>で、おれぁタクソなので、常に望遠系でゴマ化すという手法をとるわけなんだけど、つまり画角としては常に狭いんだけれども、その、風景としてケラレた部分に、女子中学生がいないとも限らないわけだわな。ここが問題。 <br><br>つまり、撮った気もないし、撮ってもいないけど、撮られたと思っている女子中高生がいた可能性は、否定できん。 <br><br>とすると、その子にとって、おれは「不審な事件の容疑者」ということになる。わけだぁな。 <br><br>これではおそろしくてカメラ持って外歩けん。持ち歩くぐらいはともかく、ファインダ覗いて構えるなんてことは、通報される危険性と隣り合わせにあるということになる。 <br><br>そうなったらそうなったで警官とど喧嘩さらすのもまた一興ではあるが、しかしそれやると気分ぶち壊しになるしなぁ。。 <br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003SAV8BE/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="写真、ビデオ撮影や音楽が聴ける多機能サングラス!スポーツ型ビデオカメラ マルチサングラスFS-SD100-2GB" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PT2c7vy4L._SL75_.jpg" /></a></div> <style>#fc2_text_ad{margin: 14px 0;}#fc2_text_ad span {display: block;float: none;background: transparent;margin: 0 0 2px;}#fc2_text_ad a {padding: 2px;display: block;}</style><!-- general ad --> <link href="//static.fc2.com/css/blog/entry_adult.css" rel="stylesheet" type="text/css" /> <div id="fc2_text_ad"> <div class="fc2_text_ad_title">スポンサーサイト</div> <br /> <script type="text/javascript"> var microadCompass = microadCompass || {}; microadCompass.queue = microadCompass.queue || []; </script> <script type="text/javascript" charset="UTF-8" src="//j.microad.net/js/compass.js" onload="new microadCompass.AdInitializer().initialize();" async></script> <div id="61fadae65ccc9cdf631a914bf9dc5763" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "61fadae65ccc9cdf631a914bf9dc5763" }); </script> </div><br /> <div id="e0e40efcb87c4da3987ac7e89d1e9ac5" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "e0e40efcb87c4da3987ac7e89d1e9ac5" }); </script> </div><br /> <div id="6e7118bae37054cf68dff9b48a8eee08" > <script type="text/javascript"> microadCompass.queue.push({ "spot": "6e7118bae37054cf68dff9b48a8eee08" }); </script> </div> <!-- FC2管理用 --> <img src="https://media.fc2.com/counter_img.php?id=3493" width="1" height="1"> <!-- FC2管理用 --> </div>
77

写真撮影は犯罪か III

なお、ここで私の『基本的』な立場を言っておくと、 『基本的』には、撮影行為は撮影者側のワガママに発する行為なので、 『基本的』には、被撮影者側の同意が必要である、ということになる。 これが私の基本的立場である。被撮影者側にめちゃ寄っている。 どだ、意外であろう。 ただ、これはこのまま敷衍すると、町の風景写真というものは成立しないことになる。 人の肖像とかでなくて、風景ならいいんじゃないの、コイノボリなん... なお、ここで私の『基本的』な立場を言っておくと、 <br>『基本的』には、撮影行為は撮影者側のワガママに発する行為なので、 <br>『基本的』には、被撮影者側の同意が必要である、ということになる。 <br><br>これが私の基本的立場である。被撮影者側にめちゃ寄っている。 <br>どだ、意外であろう。 <br><br><br>ただ、これはこのまま敷衍すると、町の風景写真というものは成立しないことになる。 <br><br>人の肖像とかでなくて、風景ならいいんじゃないの、コイノボリなんていいじゃん <br>という立論はコンニャクであり、採るに値しない。 <br>立論するならきちんと、なぜ人の肖像は許されないかを言わねばならん。 <br>写真表現と違って、ギロンはキビシイのである。 <br><br><br>でだ。なんで人の肖像は許されないかを考えてみることにするが、 <br>その前にちょっと言うておくが、 <br><br>あんたらアマチュア写真家なぁ。 <br><br>肖像=「カオ」と思っているひとが多すぎる。 <br>そうではないぞ。肖像とは身体の一部または全体を言う。指先でも肖像である。 <br>後姿ならいいとか、そういうタコなことを言ってはいかん。 <br>どうせ撮るなら正面から盗撮して来い。 <br><br>また、撮影された人物がだれかを特定できなければかまわんと言ってるヤツもたまに見かけるが、 <br>特定できない場合は、被撮影者にとって、被害(?)を申し出るのが得策でないであろうというだけで、 <br>特定できないからと言って、撮っていいということにはならん。 <br>どこの誰かが分からんのであれば殺人してもかまわんというのと同じリクツであり、 <br>こういう言い方(特定できなきゃいい)を見聞きすると反吐が出る。 <br><br><br>さて、話が飛んだが、なんで肖像権などというものが登場してきたかというと、それは <br>『自己の容貌に関する情報は、自己で管理し得る』という、自己決定権っつー概念がそうさなだいたい1985年ぐらいから鳴り物入りで登場してきたからだわな。 <br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480061320/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="「不自由」論―「何でも自己決定」の限界 (ちくま新書)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41F6ZANZENL._SL75_.jpg" /></a></div>
78

写真撮影は犯罪か IV

さて、肖像権たらなんたらがこれだけ五月蝿く言われるようになってくると、実はそれが、風景写真であるとか、街角スナップなどについては最早その存在を否定されているのも同然であり、だとするならばこの点について、もう少しギロンが起こっても良さそうなものではある。 ところが全然と言っていいほどギロンは巻き起こらん。 しょうがないのでオレがここで書いているわけであるがだ。 もう少し話を引っ張ってやろう(笑)。 さて... さて、肖像権たらなんたらがこれだけ五月蝿く言われるようになってくると、実はそれが、風景写真であるとか、街角スナップなどについては最早その存在を否定されているのも同然であり、だとするならばこの点について、もう少しギロンが起こっても良さそうなものではある。 <br><br>ところが全然と言っていいほどギロンは巻き起こらん。 <br>しょうがないのでオレがここで書いているわけであるがだ。 <br><br>もう少し話を引っ張ってやろう(笑)。 <br><br>さて、気弱な風景写真家、街角スナップ写真家はいったいこの問題をどう捉えているのであろう。 <br>私が見た中では <br>『芸術目的なら許されるのではないか』 <br>というのがあって、これはおれは笑えた。「芸術目的」が判断基準として有用性があるとでも思っているのかw。 <br><br>また、放送・報道機関はこの問題をどう考えているのであろう。 <br>NHKなどは、天気予報の背景に、よく街角スナップを流している。夜半の音楽番組などは、70年代80年代ごろの街角風景をきっちり流している。とくに「可愛い子」などは大写しになっている。 <br>このあたりはマジでその見解を聞いてみたいところである。 <br><br>それでは、法律的にはどういう扱いがなされているか。 <br>肖像権に関する明文の規定はないなどメンドウなギロンはぐぐれカスなので措いておくとして、 <br>おそらくは <br>『他人の肖像を濫りに撮影してはいかん』てな言い回しになっておるのであらふと思う。 <br>今はもうちょっと進化しているかも知れんな。まいい。 <br>問題は『濫りに』とはなんだ、ということになる。 <br><br>被撮影者の積極的同意がない場合が『濫りに』か。 <br>あるいは被撮影者の拒否がある場合が『濫りに』か。 <br><br>さてどうだろう。<br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480847073/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="表象と倒錯―エティエンヌ=ジュール・マレー" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AE7WQ3G3L._SL75_.jpg" /></a></div>
79

写真撮影は犯罪か V

さて、どういった場合に他人をその同意を得ずに撮影し得るかの問題であるが、わしはこのギロンを掘り下げる前に、ちと、報道機関・マスコミの責任について言及しておきたい。 報道機関・マスコミ、つまり、他人を、その同意を得ずして撮影しまくっている連中のみならず、各種フォトコンを開催して、アマチュア写真家らからの応募作品を載せまくっている連中について、である。 この、各種フォトコンの投稿規程を見ると、だいたいど... さて、どういった場合に他人をその同意を得ずに撮影し得るかの問題であるが、わしはこのギロンを掘り下げる前に、ちと、報道機関・マスコミの責任について言及しておきたい。 <br><br>報道機関・マスコミ、つまり、他人を、その同意を得ずして撮影しまくっている連中のみならず、各種フォトコンを開催して、アマチュア写真家らからの応募作品を載せまくっている連中について、である。 <br><br>この、各種フォトコンの投稿規程を見ると、だいたいどこもこんなふうに記載してある。 <br><br>『肖像権に関するモンダイは、応募者側で責任を負えよ。おれら知らんからな。』 <br><br><br>肖像権がらみの問題を矮小化して捉えれば、確かにそれしか方法はない。つまり、撮影者が撮影の際に、被撮影者の同意を得ておくしかない、ということになる。多くの場合は、んなことはしていないであろうということについては触れないのが大人のタイドというやつであろう。 <br>まして個人所有のクルマ・建築物については、問題視さえされていない。 <br><br>実にスジが通っておらんのである。議論するべきである。いったいどこまでが許されるか。 <br>「許される」つう言い方はいかんな。 <br>被撮影者はどこまで拒絶できるか、という言い方のほうが、おれには正しく聞こえるな。 <br><br>まその、さっき触れた『濫りに』撮影するとは、法的にみてどのへんに境界線があるかについて <br>写真でメシ食っとる放送・報道・マスコミはギロンせなあかんちゃうんちゃうと思うのである。 <br><br>先にそれせぇよ。 <br>おれの意見は後にしたいがな。 <br><br><br><br><br><div style="text-align: right"></div><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480087184/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="群衆論 (ちくま学芸文庫)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51TK7JN8MQL._SL75_.jpg" /></a></div>
80

写真撮影は犯罪か VI

さてそろそろオレの結論を言うことにしょう。 と思ったが、その前にもう一度、整理してみることにする。 一般アマチュア写真家の撮影に際して肖像権うんぬんどうたらこうたらと言われるようになったのは、おそらく1995年ぐらいからのことである。 その前提となる概念として、1985年ぐらいから『自己決定権』というものが喧伝された。 この延長線上の概念が法制化したものとして、個人情報保護法がある。成立は2005年。まだ最近であ... さてそろそろオレの結論を言うことにしょう。 <br><br>と思ったが、その前にもう一度、整理してみることにする。 <br><br>一般アマチュア写真家の撮影に際して肖像権うんぬんどうたらこうたらと言われるようになったのは、おそらく1995年ぐらいからのことである。 <br>その前提となる概念として、1985年ぐらいから『自己決定権』というものが喧伝された。 <br>この延長線上の概念が法制化したものとして、個人情報保護法がある。成立は2005年。まだ最近である。 <br><br>およそ20年間かけて、 <br>「おれのことはおれが決める」→「おれにかまうな」→「法律もそうなっとる」 <br>という図式ができた。犯罪以外は自由、てなもんである。 <br>  <br>  なお付言すると、個人情報保護法自体はそのような法律ではない。 <br>  一部のアホウによって、『個人情報保護の趣旨からすると』という枕詞をつけて、 <br>  不利なことは言わんでもヨイ法的根拠、と捉えられているだけのことである。 <br><br><br>日本人が『自己決定』の概念をどこでどう間違えたのかさっぱり分からんのであるが、もともと主体的決定力のない民族性からして(農耕民族なのでしょうがなけれども)、とにかくもうワヤな方向へぶっ走った20年であったというこっちゃないのんかと思う。 <br><br>この20年という時期は、例えば通勤通学電車の中でメシ食うとかよ。化粧するとかよ。座り込むとかよ。犯罪でないから何しようと自由かて。放っておけかて。写すなかて。というようなクズどもが増長したのを軌を一にするとは思われぬか。 <br><br><br>てなワケでだな。こういうバカモノどもについては、がんがん撮影し、インタネットで公開しさらすのが正しいのではないかとおれは思うわけだ。司法がどう判断しようとだ。 <br><br>だいたいそもそもが、男が(女もだが)一歩外へ出たならそれですでに公人と言ってヨイのであり、写されてモンクたれるような顔なら家から一歩も外へ出るなどアホウと、これはおれが言ってるのではなくて(言っているが)、そいういう社会風潮を作っていくのが正しいのではないかと思うわけだ。 <br><br>いつ何時撮影されようとヨイという覚悟を持って外へ出ろ。と自戒の念もこめておれは思う。公共の場所でなら、いつ撮影され、インタネット公開されるかわからん世の中のほうが、緊張感があって面白いのではないかとおれは思う。マジで。 <br><br>読者諸兄、どう思われるや。 <br><br>おれはそういう「世の中全員フォーカス・フライデー」なサイトを立ち上げてやってもえぇかと思っておるのだが。 <br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406258106X/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="視線の物語・写真の哲学 (講談社選書メチエ)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WNTCBPVXL._SL75_.jpg" /></a></div>
84

写真撮影は犯罪か VII

自分が撮った写真が、どうも盗撮的で違和感がある、あるいは 他人が取った写真が、どうも盗撮的で好きになれない …といったような経験が、アマチュア写真家のみなみなさまにおかれては、一度ならずあることでございましょう。ワシにもある。 ワシなどこう見えて、潔癖症なところがあるものだから、ちと法的な言い回しになるが、人物写真については積極的あるいは消極的承諾が必要、と考えていた。 こうなると、被撮影者の同意があ... 自分が撮った写真が、どうも盗撮的で違和感がある、あるいは <br>他人が取った写真が、どうも盗撮的で好きになれない <br><br>…といったような経験が、アマチュア写真家のみなみなさまにおかれては、一度ならずあることでございましょう。ワシにもある。 <br><br>ワシなどこう見えて、潔癖症なところがあるものだから、ちと法的な言い回しになるが、人物写真については積極的あるいは消極的承諾が必要、と考えていた。 <br><br>こうなると、被撮影者の同意があることが明瞭に示されているか、そうでないとしても少なくとも明確に目線をとらえていて、そのことで撮影されることについての承諾が推定され得るものでない限り、全部盗撮と判断することになる。写真家側にとっては相当に高いハードルとなる基準である。 <br><br>いったんそう思い込むと、たとえばモデル撮影会であるとかキャンギャルっつーのか?そういう場での写真であっても、目線の来ていない写真はすべて盗撮的なものと見えてくる。とくに90mm以上の望遠系レンズを使うと犯罪色(笑)はいや増す。 <br><br>さてここが非常に重要なのだが、つまり、盗撮的であるかどうかの重要な判断基準は、実は「思い込み」に基づく、ということである。盗撮か盗撮かと疑念を抱きながら写真を見るから、そう判断することになるのだとオレは言っているのだ。 <br><br>バカ言うヤツがバカ てな言い回しに倣うと <br>盗撮言うヤツが盗撮根性 なのである。 <br>スケベ言うヤツがスケベ。 <br>変態言うヤツが変態。いくらでも言えるぞ。 <br><br>さて、いま社会の風潮が先に見たように、肥大化した自己決定権→肥大化したエゴイズムを認容する方向へ思いっきり振れているので、大半の人間は先見的にこのように、つまり「目線がない写真は盗撮である」というような、言わば刷り込みが行われていると言える。盗撮盗撮とさわぐヤツに相当の問題があるのだ。 <br><br>目覚めよ、おれらアマチュア写真家(笑)。 <br><br>で、ワシは目覚めたわけだが、ワシが目覚めたきっかけは実は、同意を得ては成立しない人物写真の領域があると気づいたからだ。 <br>詳細についてはメンドウなので書かんが、簡単に言うと、一般人は役者ではないので、同意を得た瞬間に被写体としての魅力がゼロになる場合があるということ。撮りますよと言った瞬間に大根役者になってしまうのである。横顔や後ろ姿にピースマークが張り付いていやがる。 <br><br>事後の承諾でもヨイのではないかというギロンもあり得るが、それはやはり少し論点をすり替えているわけで、本質的ではない気がする。また、ほんなメンド臭いギロンをしているぐらいだったら、先にも書いたように、どいつもこいつも一歩家から踏み出した以上、どこでどう撮影されようとモンク抜かすなという社会的風潮を築き上げたほうが、写真がどーのこーのと言ってるその枠を超えて、社会的に有意義だと思うわけだ。 <br><br>それでえーじゃねーかなにが悪い。 <br><br>でだ。どーしても写されたくない場合、例えば忙しくて化粧してこんかったとか、歯痛でカオが歪んでいるとかいう場合は、あらかじめ『撮影拒否』と腹背に書いておく。 <br>つまり、公共の場では一般的に撮影の承諾をしたものと推定する、と理解するのが正しいとおれは言っておるのだ。 <br><br>が、おれだけ言っておってもしょうがないわな。 <br><br>現実的には札幌の永遠の少年が盗撮容疑で被告あるいは被告人席に立たされた際、おれら仲間がが証言台に立って札幌少年を勝訴に持ち込み、以後、以上の見解が判例として確立する日を待つことになる。 <br><br>それは明日かも知れんが永遠に来ないかも知れんので(来そうだが)、とりあえず、シャッター切って被撮影者と眼が合ったら <br>「ぐ~っ!!」 <br>「いいねー!!!」 <br>ぐらい言えるアラーキー的感性を磨きたいものである。 <br><br>そのことのほうが大切である。<br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4284700359/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="荒木経惟 実をいうと私は、写真を信じています (人生のエッセイ)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51XkuU-G9ZL._SL75_.jpg" /></a></div>
85

写真撮影は犯罪か VIII

まさかこれほど続くネタになろうとは(笑)。 もうちょっと最初に、整理してかかるべきだったかも知れん。闇雲に書き始めたからなぁ。 実はコレまでギロンしてきたのは、被撮影者側における認識の問題であった。 仮にコレをx軸上の問題とする。右側が同意あり、左側が同意なしとする。 で、世上一般人は自分たちが相当左のほうにいるように認識しているかも知れんが 実はそうではなく、おんどれらが思っている以上に、相当右にい... まさかこれほど続くネタになろうとは(笑)。 <br>もうちょっと最初に、整理してかかるべきだったかも知れん。闇雲に書き始めたからなぁ。 <br><br>実はコレまでギロンしてきたのは、被撮影者側における認識の問題であった。 <br>仮にコレをx軸上の問題とする。右側が同意あり、左側が同意なしとする。 <br>で、世上一般人は自分たちが相当左のほうにいるように認識しているかも知れんが <br>実はそうではなく、おんどれらが思っている以上に、相当右にいるんですよ、という話だった。 <br><br><br>ところで、撮影者側のモンダイをモンダイにするのを忘れていたバキ☆\(^。^;)。 <br>撮影の態様のモンダイである。 <br>堂々と撮るか、こそこそと撮るかのモンダイである。 <br>大騒ぎで撮るか、静か~に撮るか。 <br><br>先にちょこっと登場いただいたアラーキーさまなどはさすがに物凄い堂々ぶりで <br>明治神宮の参拝客数万人の波の中に脚立を立てて大騒ぎしながらカオ・カオ・カオを撮りまくる。 <br>レベルがちがうのである。 <br><br>さて盗撮、という言い方をする以上は後者、つまりこそこそと静か~に撮る場合が問題になるのであろうが、わしゃ実は、そういうのは念頭になかった。アラーキー氏とまではいかないまでも、別段こそこそ隠れもせずに撮る場合しか考えていなかった。 <br><br>ちょっとメモしておこう。 <br>====================================== <br>同意のあるなしと、盗撮であるかどうかの間には <br>必然的関連性は、ない。 <br>====================================== <br><br>ではy軸を設定することにする。y軸上方向が『堂々たる撮影』、下方向が『こそこそした撮影』ということにする。 <br><br>なんかヘンだな。第4象限てあるのか(爆)。 <br>誰か、例を挙げてみてくれへんか。 <br><br><br>さて実は、ノーファインダ方式での、街頭スナップというジャンルがあることに気づいたのだ。 <br>ファインダを覗くことなく、つまり手からカメラをぶら下げたまま、シャッタだけを押しながら <br>そこらじゅうを歩き回り、まそうすると意外なことにイケてる写真もあったりするよ、というワヤなジャンルである。 <br><br>確かにイケてるのがあるにはあって、見上げるようなアングルは新鮮で、たとえばワンコ・ニャンコにはこういうふうに街が見えてるんだろうなあ、ほぇ~え、すっげーなということになる。 <br><br>誰が最初にやったのかは知らんが、コロンブスの卵といっしょで、最初にやったその人にしか価値は認められないとは思う。思うが、想像力のないマネ好きは多いため、ネット上なんかでも、この手の写真は飽きるほど見る。 <br><br>第3象限のモンダイであるなあ。 <br>ほかに例えば、公園でダンボールに入って、あるいは人の気づかぬうちに砂山に模したトーチカつくっておいて、その中から迎撃ちがうわ撮影するというスタイルも思いついたが、撮影行為に及ぶ以前の時点で犯罪色が濃すぎるので言わんでおく。書いておく。 <br><br><br>以上、話を再整理しようと思って書き始めたが、余計に混乱してきたので一旦、やめる。 <br>本来的には第3象限のみが問題視されるべきところ、アヤフヤなことに、第2象限の領域までもがミソもクソもいっしょくたに犯罪視されとるのではないかと書こうとしたのだが。 <br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4087200906/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="天才アラーキー 写真ノ方法 (集英社新書)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/418HH3PRYTL._SL75_.jpg" /></a></div>
86

写真撮影は犯罪か IX

ついに第IX稿(笑)。 いまふいに思いついたのだが、てか、第VIII稿の誤字脱字をチェックしていて(見つかっても直さんけど)、アラーキー氏のくだりで思い出したのだが、そこで私は 氏は脚立を立てていた と言った。 そこで、おれらアマチュアも、あえて脚立を使ってはどうかと思いついたのだ。完全な思い付きだ。三脚なんかでは話にならん。つまり「堂々」を超えて「目立って」撮影するのである。脚立の脚の部分に『放送部... ついに第IX稿(笑)。 <br><br>いまふいに思いついたのだが、てか、第VIII稿の誤字脱字をチェックしていて(見つかっても直さんけど)、アラーキー氏のくだりで思い出したのだが、そこで私は <br>氏は脚立を立てていた <br>と言った。 <br><br>そこで、おれらアマチュアも、あえて脚立を使ってはどうかと思いついたのだ。完全な思い付きだ。三脚なんかでは話にならん。つまり「堂々」を超えて「目立って」撮影するのである。脚立の脚の部分に『放送部』だの『通信部』だの、中学校の部活の名でも書いておけばなおよろしい。バスケとかはいかん。 <br><br>日本人はどういうワケか、プロはアマチュアよりエライと思っているバカが多い。とくに写真の世界には異様に多い。 <br><br>ネット上の写真仲間で、おれが大好きなじい様なんだが、その人なんと『報道』『PRESS』の腕章を自作して持ってる。IDカードも持ってる。めっちゃおもろいギャグだなぁと思ってたんだけど、実はこの点に関するアイロニーなのかも知れん。確かに報道もプロの独占物ではないしなぁ。 <br><br>てなわけで、いまこの瞬間からプロに変貌するのが写真の世間での世渡りのコツかも知れんと思いついた次第だ。 <br><br>もっとも、これもやっぱり「こそこそ」かも知れぬ。 <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4901825143/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="デジタル時代の著作権最新Q&A―「知らなかった」ではすまされない" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ARQ207GXL._SL75_.jpg" /></a></div>
87

写真撮影は犯罪か X

これも今とつぜん思い出した話だ。忘れんようにメモっとくつもりで書く。 ネット上での知ったあるアマチュア写真家なのだが、そのひとはいまある人物を追って、撮影しまくっている。という言い方だとサスペンスすぎるなぁ。 言うまでもなく当然、被撮影者の同意はない。同意があっては成立しない写真だからだ。 おそらくいずれ、その作品は世に出るであろうが・・・イノチガケというか、人生まるごと賭けだわな。 このご時勢では、... これも今とつぜん思い出した話だ。忘れんようにメモっとくつもりで書く。 <br><br>ネット上での知ったあるアマチュア写真家なのだが、そのひとはいまある人物を追って、撮影しまくっている。という言い方だとサスペンスすぎるなぁ。 <br><br>言うまでもなく当然、被撮影者の同意はない。同意があっては成立しない写真だからだ。 <br><br>おそらくいずれ、その作品は世に出るであろうが・・・イノチガケというか、人生まるごと賭けだわな。 <br>このご時勢では、これまで築いてきた社会的名誉もなにもかも失うかも知れんわけだ。 <br><br>無論そういった危険のあることをわきまえた上での挑戦であり、こうなってくると、写真を超えて、生き方自体がアートと言えよう。 <br><br>カメラを持ったサムライである。 <br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4778310438/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="肖像権 (ユニ知的所有権ブックス No. 7)" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Pt1Bx-HXL._SL75_.jpg" /></a></div>
88

写真撮影は犯罪か XI

「写真撮影は犯罪か」シリーズもついに第11回になってもうた。 もうやめたい。 やめたい最大の理由は、ローマ数字はあと一回分の12までしか書き方を知らんからである。時計でしか見たことないも~ん。 さて、写真をみていただきたい。誰が写っているかわかりますか。 撮影日時は 2005/08/21 15:29:11。 これがヒント。                  これは当日、名古屋駅頭にて街頭演説後、そっこーで新幹線に向かう純... 「写真撮影は犯罪か」シリーズもついに第11回になってもうた。 <br>もうやめたい。 <br>やめたい最大の理由は、ローマ数字はあと一回分の12までしか書き方を知らんからである。時計でしか見たことないも~ん。 <br><br><br><br>さて、写真をみていただきたい。誰が写っているかわかりますか。 <br>撮影日時は 2005/08/21 15:29:11。 これがヒント。 <br><br>                 <a target="_blank" href="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080602042554.jpg"><img border="0" alt="J Koizumi" src="https://blog-imgs-19-origin.fc2.com/h/a/y/hayphoto/20080602042554s.jpg" /></a><br clear="all" /><br><br>これは当日、名古屋駅頭にて街頭演説後、そっこーで新幹線に向かう純ちゃん・小泉純一郎氏を撮影したものなんだけれども、いま問題にしたいのは、このケータイ・カメラの渦・渦・渦。 <br><br>小泉さんの場合は当時総理大臣であられたので、まぁ言わば、日本で一番プライバシーのない立場にある人だからこういう狂乱事態となっても、まぁしょうがないと言うか、当然と言えば当然。 <br><br>だけど、この「ケータイ・カメラの渦・渦・渦」の場面ってのは、公人に限らず、わりと見る風景ではないかと疑問を呈したいわけ。とくに芸能人。スポーツマン。 <br><br>有名税であろうということで我慢しているのだろうけれども、実際には芸能人・スポーツマンの場合、その肖像に関しては一般人のソレとは違って、モロ商業上の価値を持っている場合があるというか、ほとんどそうだろうと思う。芸能人であれば所属プロダクションに、プロ野球選手であれば所属球団に肖像に関する版権があると聞く。サッカーのJリーグについては、非常に厳格な管理がなされていると聞いたこともあるが、詳細については知らん。 <br><br>となると、この場合はドサクサ紛れのモロ『版権ドロボー』なわけで、絵に描いたような『盗撮』。 <br><br>芸能レポートなんてぇのを見ると、当の芸能人が <br>「あ、写さないでください、写さないで」 <br>と言うてるのに、一般人どもはばしばしケータイカメラで撮りまくってるわな。 <br>ここまでくると『強盗撮』とも言えるわなw。 <br>で、そーゆーことをしとるコイツラに、自分の肖像権を主張する資格ってのはあるのか。 <br>と言いたいわけだ。 <br><br>て言うかぁ。 <br><br>コイツラの言う肖像権なんてのは、所詮その程度のものでしかないのではないかと言いたいわけ。 <br><br><br>かつて誰だったか <br>「おれは肖像権なんてものは認めん」と言い切ったヤツがいたが、 <br>蓋し、アッパレである。リクツが分かっているヤツとは、こういうヤツのことを言う。 <br><br>いずれ肖像権が否定される日は必ず、来る。 <br>手前のことはさておいて <br>ゲイノー人、スポーツ選手の肖像権を否定するモノがいる以上、絶対にそうなる。 <br><br>それでヨイのである。 <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478723255X/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="勝手に撮るな!肖像権がある!増補版" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DK2ZFCT8L._SL75_.jpg" /></a></div><br><br><br>
89

写真撮影は犯罪か XII

ついに第12回目である。わはははは。 さてワシはあんまり具体的な話はしたくないほうである。 そもそも下世話な話がなおのこと品が落ちるからである。 と言っておいてからやるw。 すんげー前の、つまり1970年代に一世を風靡したシャンプーのCMで「振り向かないで」ってのがあった。 髪のきれいな女性を後ろからついて行って撮影し、声をかけて振り向いたところまで写し取って放映するっつーやつである。 当時、別にヘンだ... ついに第12回目である。わはははは。 <br><br>さてワシはあんまり具体的な話はしたくないほうである。 <br>そもそも下世話な話がなおのこと品が落ちるからである。 <br>と言っておいてからやるw。 <br><br>すんげー前の、つまり1970年代に一世を風靡したシャンプーのCMで「振り向かないで」ってのがあった。 <br>髪のきれいな女性を後ろからついて行って撮影し、声をかけて振り向いたところまで写し取って放映するっつーやつである。 <br>当時、別にヘンだともなんとも思わず、実にさわやかな印象を受けた覚えがある。 <br><br>コレも今ふうに言うとストーカー的盗撮なのかねと思って調べてみたら <br><br>        補追:撮影に関しては事後の承諾、放映に当たっては <br>            予めの承諾があると思われるわけだが、それは <br>            放映に至った場合の話である。事後の承諾が得 <br>            られなかった場合もあるはずである。 <br><br>ぬぁんとこのシリーズ、2002年に復活していたのか。たった6年前のこっちゃないか。 <br><br>ライオン社のホムペにはこうある。 <br>『髪のきれいな女性を選び、街頭インタビューしています。登場する女性たちは、インタビュー時にカメラの存在を知らないので、振り向いていただいたときの驚く表情がとても新鮮に仕上がりました。』 <br>http://www.lion.co.jp/press/2002028.htm <br><br>別にこの説明で十分であると思うが、肖像権原理主義者(←我ながらウマイなぁw)はコレをどう見る/見たのだろうか。 <br><br><br>なんつっか、アレだなぁ。 <br><br>ウマン・リブってのがあったときがあって、ソレはソレで分からんでもないんだけれども、調子コイて行きすぎちまって、 <br>『ぼく食べるひと』『あたし作るひと』というラーメンのCMまで放映中止に追い込んだりしたことがあったわな。 <br>あの時代は、「わたし可愛い奥さんになりたいわ」なんつー発言さえ憚られたもんだわな。 <br><br>時代の空気ってのは、こういうもの…つまりヒステリックな狂気と隣り合わせ…なんだろうなぁと思う。 <br>こういう空気ってのは、やっぱり誰かがどこかで五寸釘をブチ込んでおかないと、いかん。 <br>でないと、戦争が起きる。戦争って、ホンモノの戦争。WAR。 <br><br>こーゆーことは、あまりリクツこねまわしても伝わらんのであるな。リクツの限界っつーやつだわな。 <br>そういう小難しいことを一発で <br><br>  ぱっ <br><br>と分からせてしまうのが写真なり絵画なり小説なりのアートのチカラなわけだ。 <br><br><br>写真で主張せなあかんな写真で(笑) <br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022810076/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="Journalism 5月号" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HOXdips8L._SL75_.jpg" /></a></div>
90

写真撮影は犯罪か XIII

ついに第13回目である。わはははは。 さてワシはあんまり具体的な話はしたくないほうである。 そもそも下世話な話が、なおのこと品が落ちるからである。 と言っておいてからやるw。 すんげー前の、つまり1980年代中ごろだったかと思うのだが、こちらの地元新聞「中日スポーツ」にこんな連載写真記事があった。 『応援席の美女』みたいなタイトルだったんだろうと思うのだが、要するに、昨夜のナゴヤ球場での観覧席の中で応... ついに第13回目である。わはははは。 <br><br>さてワシはあんまり具体的な話はしたくないほうである。 <br>そもそも下世話な話が、なおのこと品が落ちるからである。 <br>と言っておいてからやるw。 <br><br>すんげー前の、つまり1980年代中ごろだったかと思うのだが、こちらの地元新聞「中日スポーツ」にこんな連載写真記事があった。 <br><br>『応援席の美女』みたいなタイトルだったんだろうと思うのだが、要するに、昨夜のナゴヤ球場での観覧席の中で応援する人の中から、選りすぐりの美女をどアップで激写し、それを紙上二面あたりにど~んと掲載する。 <br><br>で、「こちらの方はどなた?編集部まで連絡をください。パネル写真と化粧品セット贈呈」みたいなことが書いてあるわけさ。 <br><br><br>いまこれを、無茶苦茶に品のない企画だと思うのは勝手ではあるが、当時、この新聞読者らあるいは実際に写真が掲載された美女さまらはどう思ったのであろうなあ。 <br><br>おれがどう思ったかというと、う~んあんまり覚えていないな。 <br>・美女だなあ とか <br>・なんでこんなんが とか思ったかも知れない。 <br><br>ただ、応援の臨場感のある、いい写真ばっかりではあったんだよな。だから悪印象ってのはあまりなかったのかも知れない。 <br><br><br>が。 <br><br><br>このブログ記事を更新しようとして思い出したんだから、それなりの問題意識はどこかにはあったのかも知れん。 <br><br><br><br><br>あ~、今回と前回の記事については、私なりの「主張」というものは、格別ない。 <br>いまという時代の空気のおかしさを、過去と比べて浮き彫りにしてやろうというだけのことだ。 <br><br>つまり、意図はあるわけか(__;) <br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a target="_blank" href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4780704456/manabinomotoc-22/ref=nosim/"><img border="0" alt="撮る自由―肖像権の霧を晴らす" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51-BqpmQNqL._SL75_.jpg" /></a></div>
101

ホンモノの狂気、学校教育現場w

撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山)  ====================================Yahoo! News から======= 3月に初めての卒業式を迎える田辺市学園の県立田辺中学校(浜野公二校長)は、個人情報保護法などを理由に、会場での保護者らによるカメラやビデオ撮影を事実上禁止する方針を立てている。すでに入学式でも実施しているが、保護者から「子どもの成長を記録に残したい。撮影をさせてほしい」などの... 撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山)  <br>====================================Yahoo! News から======= <br>3月に初めての卒業式を迎える田辺市学園の県立田辺中学校(浜野公二校長)は、個人情報保護法などを理由に、会場での保護者らによるカメラやビデオ撮影を事実上禁止する方針を立てている。すでに入学式でも実施しているが、保護者から「子どもの成長を記録に残したい。撮影をさせてほしい」などの声が上がっている。県教委は「学校が決めた事柄で、県教委が良い悪いは言えない。良識の範囲内の撮影なら法律には抵触しないだろう」と話している。(紀伊民報) <br><br>撮影ご遠慮ください、保護者から不満も 田辺中学卒業式(和歌山) <br>2月16日17時17分配信 紀伊民報 <br><br><br> 3月に初めての卒業式を迎える田辺市学園の県立田辺中学校(浜野公二校長)は、個人情報保護法などを理由に、会場での保護者らによるカメラやビデオ撮影を事実上禁止する方針を立てている。すでに入学式でも実施しているが、保護者から「子どもの成長を記録に残したい。撮影をさせてほしい」などの声が上がっている。県教委は「学校が決めた事柄で、県教委が良い悪いは言えない。良識の範囲内の撮影なら法律には抵触しないだろう」と話している。 <br> 同校では、本年度から式典で保護者に撮影をしないよう求めており、入学式の際は、保護者あての案内ハガキに「個人情報保護法により、写真・ビデオの撮影等ご遠慮ください」と記載したり、会場で協力を呼び掛けたりした。3月14日の卒業式のハガキはまだ送付していないが、同様の文面にするという。 <br> ある3年生の保護者はこのほど、卒業式を前に「子どもを思う親として、成長の節目を祝って、記録に残したい」と同校に撮影許可を申し入れした。 <br> これに対し、浜野校長は「保護者としての気持ちはよく分かるが、写るのが自分の子どもだけではない場合、個人情報保護法で規制される。撮影されるのを嫌がる生徒や保護者がいるかもしれないし、ほかに流用される可能性もある。その場合は学校として責任が持てない」と説明。多くの保護者が一斉に撮影することになると、式を厳粛に開くことができなくなることも理由に挙げ、理解を求めた。 <br> 同中学と一貫教育をしている田辺高校でも昨年度の卒業式から、保護者に写真やビデオ撮影をしないよう呼び掛けている。 <br> 県教育委員会は「県立校での式典における保護者の撮影については学校独自の判断で、実態を把握していない」と話している。 <br> 田辺市教育委員会も、小中学校の式典における対応は学校の判断に任せている。しかし、撮影を禁止するという話は現場からは聞いていないという。 <br><br><br><br><br><br><br><div style="text-align: right"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/478723255X/manabinomotoc-22/ref=nosim/" target="_blank"><img border="0" alt="勝手に撮るな!肖像権がある!増補版" src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51DK2ZFCT8L._SL75_.jpg" /></a></div>
    Return to Pagetop