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hayjay

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148

被写体に迫らずに迫る 写真集【School Girl Complex】


いま、amazon.comで本のバーゲン・セールをやっている。詳細についてはよく知らないのだが、それとの関係か、ここ数日・数週・数十日のベストセラーがページの隅に表示されたりする。

そこに出ていたのがこの本。

スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEXスクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX
(2010/07/08)
青山 裕企

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なんじゃこりゃと思って、内容紹介を見てみたのだけれども、取り敢えず、エッチ系の本ではない。マジメな写真集ではある。対象が対象なので、エッチに見ようと思えば見えてしまう、というだけのことだ(笑)。

かつてオランダで、歴史に残る「チューリップ・バブル」という社会現象があった。あとから思えば、なんでそんなもんがもてはやされたのか、さっぱり分からんのではあるが、時代背景をよくよく調べてみると、なるほどなぁと思わされる「それなりの必然性」があったわけだ。

20年ほど前には日本でも土地バブルというのがあって、これもいずれ数十年、数百年を経れば、なんでそないなことになったんじゃ、当時の日本人は大バカだったのかということになるのだろうと思う。

当節の女子高生ブーム、AKBナントカとかモーニングナントカというブームも、おそらくその変種なのだろう。ワシはそう思っている。


で、そのアホな社会現象の一種である「女子高生」の実像とはという視点をもって「女子高生」に迫ろうとするなら、やはりこういう撮り方になるのだろうか。

そういう意味では、この写真集はダイレクトによく迫っているように思える。「エッチ」と「マジメ」のエッジ部分をふらふらしながらも、うまくバランスを撮りつつ進んでいくようで、そのあたりは非常におもしろい。

「エッジ」の向こう側が「エッチ」なので(洒落ではない・笑)、そのあやうさにはハラハラするわけだが、しかし、仮に被写体が「おっさん」とか「消防隊員」のように、エッチと無縁の世界にある場合に、この「エッジ上のふらふら」がどう機能するかを考えるのは、ちと想像上のゲームとして、おもしろい。

いずれにせよ、表現というものは、全て表現しつくしてはダメなのであって、被写体に対してどこかで線引きをし、そして決してその線より奥には踏み込まない、というスタンスは、私自身は失いたくない。

実は、かつて自分がやはりティーンの女の子を撮ったとき、その撮り方については、どえらい悩んだのだった。あんまりサッパリわからんので、しょうがないのでアイドル写真集も一冊買って仔細に検討したが、どうもアンマリなのだった。

アイドル写真集など、名前だけで幾らでも売れるということなのだろう。ということが分かっただけだったw。

私の場合は、彼女らに自分のケータイを持ってもらい、それにゴチャゴチャくっついているストラップ類ごと、その持つ手を中心に何枚か撮ってみたが、たまたま彼女らの持っていたケータイは、どうもそういったタグイのものでなく、ケータイの商品撮影みたいになってしまったのでアキラメたのだった(大笑)。アマチュアの場合は、こういう予測できなかった事態を突き抜けていく根性は、ないww。

この本はさすがに、めげずによく追求しくつしている。くだんのアイドル本より、完成度ははるかに高い。問題は、買って家においておけるかということだけだという気がする(大笑)。




スクールガール・コンプレックス SCHOOLGIRL COMPLEX
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