noises of photos デジタル時代の写真=写心論考
さて、もともと自分が思い描いたものがなんだったか、どーしても思い出せないので、ま気分を変えて(笑)、タイトルをつけることにした。
最初に浮かんだのが「京都議定書 日本の場合」・・・長すぎるわな。 それに、自転車に乗ることがそれほど環境に優しいと言い切れるのか、わしゃもともと疑問だ。
そこで
「how effective」とした。どれぐらい効果的なのか、あるいはなんと効果的なのか! をカケようとしたんだけれども、これもなんとも小賢しい。次に観点を変えて 「都会の断章」とした。 かなりに投げやりなネーミングである。
わたしゃタイトルはとにかくつけるべきだと思うので、いちおうこうつけておくことにしたが、なんともすわり心地が悪い。
この居心地の悪さは24時間続き、職場への行き来のあいだじゅう、なんかちがうなーと考え続けた。 ちぐはぐなんだよな…と考えたところで、そうだそれだっ!と閃いたのであった。 そうそうそうそう。 都会の風景のちぐはぐさを言いたかったんだよなあ!
ってか、21世紀初頭の今という時代性は、なにからなにまでちぐはぐなんでねぇかい? ライブドアvsフジテレビの低級な争いも、 会社法システムと日本人の心理状況とがちぐはぐであるところに端を発しているように思う。 教育システムなんかもそうだよなぁ。 年金問題もちぐはぐだよなぁ。 税制はどうなっとるんじゃ。
そうそうそうそう。 この、現代的ちぐはぐさこそが今いちばん認識されなきゃならんことではないのかなぁと思い、 ワシはこの「ちぐはぐ」を2005年の写真の中心テーマにすることにしたのであった。
2005-03-18 00:34:23