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カメラストラップ哀歓
カメラに付属してくるストラップ。
この、カメラメーカのロゴがでっかく描かれたストラップがどうしても好きになれないでいる。
なんでNikonとかCanonとかでかでかと描いてあるのだろう。しかも、色がこれまたケバい。
自分はおしゃれなほうでは決してないのだが、それでも、この色彩とデカいロゴには馴染めない。
もっとお洒落なカメラストラップはないのかと思って探したのだが、あることはあるのだが、今度はストラップメーカのロゴが入っていたり、あるいはメーカのロゴのないものは耐久性に欠けたりして、どうもなかなか満足のいくものをみつけられなかった。
そんなとき、インタネットで見つけたのがこれ。皮製で、お洒落でいい。

気に入って、何本も買って、とっかえひっかえして楽しんでいるのだった。
私は実は、精密機械としてのカメラというか、工業製品としてのカメラというか、メカとしてのカメラが好きである。
写真そのものより好きである。ちょっと機械フェチなのである。
Olympus OM1などを手にしていると、日本人はよくこんなものを作るものであるなぁと、感嘆の念を覚える。日本人エライ(笑)。
なので、この写真にあるような雑誌を飽きずにずーっと眺めていることができる。
昔の、金属製カメラなどの写真を見ていると、カッコえぇなぁ...とため息をつくことができるのである。

ところが、どうしても自分のカメラはかっこいいと思えない。なんかごちゃごちゃしている。
メカとしての美しさがない。なぜなんだろう…。と考えて気づいた。
カメラストラップがいかんのである。そこで、カメラストラップが入らないようにフレーミングして、カメラを写してみる。

おお(笑)。
カッコいいじゃないか。メカはこうでないといけない。
なので今後はストラップをつけずに、カメラをハダカで持ち歩こうと思うのだが、やっぱりコワイなぁ。落とすかも知れんしなぁ。
とは言え、いままでの5年間、カメラを落としたことはない。
大丈夫なのだろうと 思うんだが、いやぁやっぱりアブナイのだろうか。
ストラップを外したとたん、落としたりするものなのだろうか。
あああ悩ましい悩ましい(笑)。
2006-04-25 00:09:58
- Date : 2008-05-19 (Mon)
- Category : 五年目